伝わってしまえばいい

一人のキャラクターをここまで好きになることって近年なくて、何なら腐女子としても夢女子としてもヲタクとしても漫然とした日々を過ごしていたので、このままちょっと漫画が好きなだけのオンナになるのかな〜〜と思ってた私がびっくりするほどのめり込んだ相手が幻太郎なんですけど。
私がグッズをめちゃくちゃ集めたり二次創作を漁ったり書いたりするほどに気持ちを向けたキャラって他にふたりしかいない。沖田総悟と四ノ宮那月。総悟は本当に私を完全に夢女子・腐女子の道へ導いた人でグッズも一生懸命集めたけども、那っちゃんは素敵な男の子!みたいな感じでグッズは集めども二次創作はあまり手を出さなかった。
幻太郎はもうそれらのハイブリッド大好きなのでカップリングも見たいし愛し合いたい!でも私如きにはもったいないから誰かと幸せになってくれ!せめてアクリルスタンドでお姿拝謁することは許してください!みたいなそんな気持ち。総悟へ抱いてた気持ちと近いかもしれない。けど、原点である八戒と雷覇くんへの気持ちにも似ている。

カップリングの話も交えるけど、私の好きな幻太郎CPって派生が多い。幻太郎の持つストーリーテラーというキャラクター性が所以ではあるけれど、原作がここまでパロディ出してくるか??って思う。4つくらいかな。なのに、例えそれらの世界のどこかに私がいたとしても決して結ばれないと思ってしまう。それはカップリング脳だからではなくて、彼の性格と生活に私がマッチするところにいないだろうなっていう予想。
もし万が一結ばれる可能性があるならば原作H暦か、はたまた転生現パロか、H暦が発足しなかったif世界か。
でもH暦の彼が女性にうつつを抜かすのも想像がつかなくて。ましてや結婚するとか、そういったことに縁遠いように思えてしまう。童貞扱いされているけど、今の彼が自身を目的を果たすための仮の器だと思っていればなおのこと……
ただ好奇心旺盛で何事も経験してみたそうな節はあるから、そこを突っつけばうまく関係を持てないかな〜と思ったり。下世話な話、体だけの関係でもOKなんですが(貞操観念最底辺の発言)(ほんとは嫌だけど最終それしか手段がないのであらば致し方ない)、絶対そういったお店にお世話にはならないだろうし、おらむの紹介で何とか取材のような体で持ち込むか…複数プレイか…でも絶対嫌そう(私も嫌)。変なところ潔癖っぽいな〜と思っているので、体だけでいくなら一番強い線は彼が特殊性癖に興味を持った際におらむの紹介でかな(おらむを何だと思っている)(最低)まあその世界の私が都合良くその性癖に長けていないといけないんですがそこは夢小説のご都合主義でいきたい。
夢小説で主が担当編集なものをよく見かけるけど、個人的にその線は違う。違うって何?って言われそう。私の思う彼は文筆業と私情は完全に分離する人だと思ってるだけなので、もし私が担当編集で好きになってくれるなら別に全然好きになってくれて構わないんだけど!
私がH暦に生きて彼と結ばれるならば、和服ブランドアパレルで働き、彼の好きな喫茶店に和装で日参し、ニッチな書物を読んで彼の気を惹きたい。あまりにも浅い考えな手段ではあるけど、好きな人と趣味が合えば最高でしょ。そのために彼の著作の傾向を分析してハズさなさそうなチョイスはするし、連載などのペースと来店ペースから締切修羅場予測もする、書いてて思ったけどストーカーじみてるな。まあ私がストーカー気質なのは今も昔も変わりませんね。彼があの装いをしているのには事情がありそうなので単純に和装が好きな訳ではないと思うけど、それでも見る度和装をしていて本を読んでる女は目を引くと思いたい。それで引っかかってくれなければうまくおらむと繋がりを持って出逢いたいな…おらむを都合良く使おうとしすぎ。中O区か。偶然を装いたいあまりにめちゃめちゃ必死でみっともないけど、このくらいしないと無理でしょ。難攻不落の雪解滴尊顔だもん。

そしてここまで書いて気づいたけど、陸剣世界線なら可能性はある気がする…幻太郎が剣道部っていうサ○リオコラボから産まれた存在しないのに存在する世界線
彼も私も剣道部で、人数が少ないので男女混合の活動をしている中、体格の大きい私は女子の中で唯一パワーで幻太郎といい勝負をできる存在として身を置きたいな。技術は拙いけれども、気力体力はあるので、稽古後に「今日もあなた元気ですねぇ」って言われたいし、教えてもらいたいな…準備体操でバランスを崩す私を部員の皆と笑ってほしい。胴打ちが下手で失敗して背の低い男性部員の局部付近に当ててしまう度に「おぉこわ。あなたより背が高くて良かったと心から思いますよ」って言われたい…これは実際にやらかしたことなので当時の被害者には本当に申し訳ないと思っている。ここで恋愛関係に発展できなくても、彼が普通の学生生活を送る中のワンシーンに私が存在できるならそれでいいな…青春ラブコメはキャラじゃないので…でも恋愛できるならしたいです。
ARB世界は一種のパラレルだと思ってるのでそちらならアリかなとも思う。あの世界は割と平穏だと思うので…Fa○eシリーズにおける今日のごはん世界的な…二人が出会って一周年覚えてくれてたし(限界夢女ツイート参照)脈アリではないかと思いますね。嘘ですけど。

考えれば考えるほどああでもないこうでもないってなってきちゃうんだけど、それもこれも彼のバックボーンがまったく明らかになってないのとCP脳な自分のせいなんだよな〜。
近々新ドラマパートが控えているので、そこで少しなりとも彼のエピソードが明かされたらどうしようかと戦々恐々としてしまう。1年前のドラマパート時はまた何もわからない!!ってなったけど、いざわかるかもしれないとなるとちょっと待って、心の準備がまだできてない!ってなっている。この1年本当に平穏だったな…
噂ではブクサカもジュクナゴも2番手3番手がクローズアップされた話だったようなので幻太郎&帝統の話が来る可能性は大いにあるし、今からしっかり腹をくくっておく。

アイワナだけで構わない


ライブの興奮冷めやらぬ間に夢野幻太郎の話をしますね。
今の私の最愛のキャラクター、夢野幻太郎。ヒプノシスマイクの登場人物。の私の中でのあらすじというか人間像なので読んでもあんまり面白くはないかもしれない…と思ったけど小説やなんかと違って書きたくて書くだけなのでどうでも良かったわ。続けます。

夢野幻太郎という男は実体が掴めない。

「嘘つき」というキャラクター設定故に、公式に発表されているキャラデータである名前も誕生日も、好きなもの嫌いなもの、果ては彼の生い立ちを語った楽曲「シナリオライアー」ですら、嘘かもしれない。わかっていることは売れっ子の小説家で、美しい顔立ちをしていて、細身ですらりとした男であること。
それでも、これまで各媒体で描かれてきた物語から人となりはうっすらと見えてきた部分があり、それを基に私から見た彼は出来上がっている。

ここからはすべてシナリオライアーを真実として考えた時の話。
実親から捨てられ見ず知らずの老夫婦に拾われて育った彼は、ささやかでも確かな愛を知っているけれど知らない。彼のキーワード(なのか座右の銘なのか、あれは一体何なんだろう)にされている「人生は願望だ」は、まずここから始まっていると私は思っている。自分が「捨てられた」のは、何某かの事情が隠されていたにせよ実親達の願望による行動で、「拾ってくれた」のも老夫婦達の願望による行動である。それぞれの理由が何にせよ、幻太郎には結果しか残らなかったのだから、意味を求めることこそ無意味だと思っているのだろう。
本来受けるはずだった親からの無償の愛は受けられなかったけれども、本来赤の他人である老夫婦から無償の愛を受けたという矛盾は「人は程度はあれどもみんな好き勝手生きているんだな」と幼心に植え付けられたと思っている。
どの媒体でも描かれる「様子のおかしい、小芝居を繰り広げる幻太郎」はこの好き勝手している部分だと思う。なんとなく、その場が楽しければそれでいい。思いついたから言ってみた。ぐらいのおふざけで、それがなまじストーリーテラーである故にああいった妙に気合の入った小芝居になってしまうんではないかと。物語を紡ぐのが本当に楽しいんだろうな。
割とぐいぐいイケイケドンドンなところもこの現れ。
彼は彼の願望通り好き勝手生きている。
そこが青年のために物語を紡ぐ、兄の代わりを演じている(かは不確定だが少なくとも兄のために何かをしているのは間違いない)とされる彼の一等好きなところだ。
そのために自分を殺したりはしない。
否、そもそも自分は存在しないかもしれない。
私は上記のように思っているけれど、「様子のおかしい、小芝居を繰り広げる幻太郎」こそが、彼の演じている人の本質な可能性もある。
しかし、少なくともフリングポッセに身を置き活動することは彼当人の意思であり、その瞬間の衝動に任せて楽しんでいる。
もしかすると、フリングポッセ随一の刹那主義ではないだろうか。
飴村乱数は死にたくない。有栖川帝統は死ぬほど興奮するギャンブルをしたいがために生きたいだろう。夢野幻太郎は生きたい、死にたくないと思っているのだろうか?
これまでの楽曲やドラマパートをうけて、まったくわからなかった「夢野幻太郎(演じている?彼)は、目的を果たして尚生きたいのか」
彼の目的は兄、もしくは青年に由来するものなのは確実だけれど、その目的を果たした時、演じる必要がなくなった時、小説家夢野幻太郎が不必要になった時、「彼」は自身の存在を抹消するのではないかと危惧している。
フリングポッセの友と過ごした日々も、目的のために奔走し苦しんだ暗雲の日々も、青年や乱数を救いたいと前を向き走る今この日々もすべて愛おしい思い出にしてしまって。遠くから彼らの幸せを願おうとするのではないだろうか。自身の存在が彼らの幸せの足枷になるとすれば。今この時を生きる自分の願望を叶えた先に、自分が邪魔になるのならば、その瞬間、彼の願望は自身の存在の抹消になってしまうのではないかと不安で仕方ない。自分を殺さない、意味を求めない彼の願望がそうなった時、乱数と帝統には絶対に手を離さないでいてほしい。俺達にはお前が必要だと言ってほしい。出自が捨て子である、必要とされなかった彼に、決して切れぬ縁の糸を。
3人の刹那の絆、PCCSからステラを経て、新楽曲ブラックジャーニーで我々は我々の知る乱数のために、と歩みを共にする覚悟、絆の深まりを見せてくれた彼ら。その中において青年のため、乱数のためと生きる幻太郎は、乱数や帝統の「俺のため」と形が少し違う。こちらから見る幻太郎は「誰かのため」に行動しているように見えるからだ。
でも、彼自身にとって彼らが救われること、それを願い行動することはエゴで。きっと青年や乱数が救いを求めなくても助けようと奮起するのが幻太郎なのではないかと思う。

飄々として見せて弁が立つくせ、胸の炎はずっと煌々と熱を絶やさずにいる。ヒプノシスマイクのディビジョン代表達は各々アツいものを持っているけれど、私は幻太郎の燃え方が一番好き。
きっとその炎はずっとじわじわとメラメラと、熱をくべる篝のように、蝋燭の火で紙を焼くように心の中で燃え広がっていて、いずれ時がくれば我々にも見える。その片鱗が先日のライブだったと思う。

彼のこと、考えても考えても何もわからない。開示されている情報が随一少ない。
けれど、誰かを救いたい目的があって、そのために利用しようとした乱数のことも大切に思い、救おうとする本当に情に厚くて優しい男だと思う。自炊もするし……苦手な童に創作昔話聞かせてあげたり、行き詰まったジロちゃんにヘルプ出してあげたりするし……

「煙に巻く背景」ライムアニマの歌詞にも出てきたように、自身の背景も本性も未だ見せてくれないのに、優しさと食えなさだけはブレずに描かれる彼が最高に素敵で大好き。

H暦に生きてたらまた違う気持ちを抱いてると思うから、それもまた別で書く。そっちは完全に幻太郎✕私になりそうだけど。

やっぱナマが一番

去年の出来事ながら一応まとめておきたくなった!
夫がPCR検査を受けた話。

私は体調不良でも食欲がかなり旺盛な方で、熱が38℃あろうとむしろ普段より食べているのでは?ぐらいの量を、しかも脂っこいものやジャンクフードを好んで食べる。体調不良の時こそエネルギーを摂取!喉が痛い?油と水で潤す!熱がやばい?熱エネルギー消費だ、カロリーを補填しろ!とまあ普通は病気の時にカルボナーラやカツ丼は食べないそうですが、私は食べる。食い意地がすごいのもある。食べられなかったのは子どもの頃インフルエンザにかかった時と産褥期のみだ。
夫は体調不良になりそう、と思ったら爆発的に食べて体を元気にしようとするが、なってしまったら食欲が減退する、これは普通のタイプだと思う。

そんな夫と酒を交わした。
子どもが産まれ、預ける先のない我々がバーに赴けるのは10年以上は先だろうと思い至ったので、じゃあ好きなお酒を買って家で楽しもうという考えだ。
この時、2人とも体調不良の最中だった。

前日の金曜日、私は体調が優れず病院に行くことになった。COVID_19の代表的な症状などとは全く関係なかったので診察はスムーズに済んだ。その間夫に子をみてもらうため、仕事を遅刻してもらった。私が帰宅し、夫は出勤していった。
翌朝、私は薬で快調になっていたが、夫は明らかに体がぽかぽかしていて目もおっとりしていた。測ってみたら微熱があった。
夫は水曜日頃から喉がいがらっぽく、鼻水も増えていたが、冬気候になり乾燥しだすといつものことなので気にしていなかった。しかし発熱したとあれば話は違う。夫は代謝がよいので、病気のためなのかたまたまなのかの判断がつきにくい。おでこで測る非接触式と、脇で測るものとで計測したが差がありすぎて(±3℃あった)わかりづらい。味覚や嗅覚はある。いたずらに受診するのも憚られたため、休日の間は様子を見て、月曜の朝にまだ熱が下がらず不調であれば病院へ、と方針を決めた。
その夜、子を寝かしつけつつ夜泣きに対応しつつ「アルコール消毒だ!!ワッハッハ!!」と言いながら好きなカクテルを作って飲んだ。馬鹿だと思われそうだけども私達はよくやるし、それで本当に回復することもある。ゴッドファーザーとゴッドマザー、ステアだけで作れて甘いお酒が好きな私達の大好きなカクテル。ブルーチーズやチョコと楽しんで眠りについた。

結局月曜日になっても熱は曖昧で、病院に向かった夫は、その場での血液検査ではCOVID_19ではないと断言できないと言われ、大きな病院で抗体検査・PCR検査をし、結果が出るまで自宅にて隔離待機となった。私は夫が帰宅するまでに隔離するために、必要そうなものをすべて寝室に運び入れ、家中を可能な限りアルコール消毒した。万が一家族全員が感染していた時のために子のミルクやおむつ、レトルト食品など備蓄品に不足がないか確認もした。

幸い感染はしていなかった。
気が抜けたのか私は今までめちゃくちゃ睡魔に襲われている。

もしもこれで感染していたら?
入院していたかもしれないし命を落としていたかもしれない。我々は無事でも子が、子が無事でも我々が。我々が無事でも我々への感染元だった人や我々から感染した人は?
様々な可能性があったと思う。
できる限りの感染対策はしてきたつもりだった。
買い物したものは食品OKのアルコールで消毒していた。コンビニなどで買ったものは食べる前にパッケージを消毒もして、宅配便にもスプレーを噴霧して3日は放置する。どうしても行きたかったイベントの食事はテイクアウトした。外出先で誰かの飛沫に触れた可能性(例えば椅子に座ったり近くで誰かがくしゃみをしたりして)があれば帰宅後即着換え、即シャワー。
思いつく限りはやってきたけれど、この結果だ。
もしもっとこうすべきだと言う点があれば教えてほしい。

感染していたらあの酒盛りが2人の幸せな最期の晩餐だったかもしれない。
感染していなかったのは心の底からよかった。
けれど、恐怖のあまり何もできないのもとてもかなしいことだと思う。

対策と息抜きのバランスが本当に難しい。
きっと家から一歩も出なければ心がやられてしまうだろう。恐怖のあまり、仕事に向かう夫に刃を向けるような考えに陥りたくもない。たくさんの人と、仕事ではなく遊びで会っている人がいる。その人を責めたくはないが、関わるのは避けたいと思ってしまう。できることなら私だって会いたいし楽しみたい。けれどその選択の結果が最悪の事態をもたらしたら、と思うといまいち乗り気になりきれない。外に出れば事故に遭うかもしれないしそんなこと言ってたらキリがないと言う人もいるが、それとは少し違う。今の状況で複数人と度々遊んでいる人に会うのは、わざわざ車に轢かれに車道に出ているような気持ち。

何がベストなのか本当にわからないし、後悔しないように選択する判断がしんどい。これからもしばらくこの状況は続くだろう。つつがなくやれるだけのことをやっていくしかない。途方もないけれど、人生って元々そういうものだよなあと思ったりもする。人間の歴史はこういった局面が多々あったんだろう。極端な話、できることは精一杯やって、やりたいことはしっかりやって、後は野となれ〜〜といった心持ちになりつつある。

とりあえず、今食べたいものを体調不良にならずに正常な味覚で楽しめるようにがんばりたい。

賑わう一夜

先日のヒプノシスマイクディビジョンラップバトル2ndDRB1stバトル〜イケブクロVSオオサカ〜は最高でした。

今回はライブ後に届いたヒプノシスマイクファンクラブHYPSTER会報の感想を書きたいと思う。
とはいえ会員限定コンテンツ故、ディティールを詳細に書くことは避けたいからぼかした表現になってしまうけれど、会報を読んだ人はあ〜〜と思い、読んでいない人はこんな感想を産む特典があるコンテンツなのか〜ぐらいで読んでほしい。

このコンテンツは度々、脚本と設定の乖離や設定の甘さが火種となって物議を醸すことがある。それは新たなメディアミックスの時や、ドラマパートで話に展開があった時に多い印象なので、今回の会報も緊張しながら待っていた。
けれど、開封して表紙を見た時にその不安は吹き飛んだ。
キャラ達が歩む軌跡。それぞれの個性がよく現れていて、普段ならば関わりのなさそうな人達が会話し触れ合っている。サミットオブディビジョンズを彷彿とさせる絵だった。
表紙で私が何よりも感じ入ったのは並び順なのだけれども、これ「バックボーンが顕になっている順」でぼんやりと前から並んでいるように思った。少なくとも先頭2名は物語のキーパーソンで、最後尾2名は語り部でありバックボーンが明かされていない重要人物だと思う(推し贔屓もあるかもしれないが)

内容はキャラ達が生きている世界を感じられる仕様でとても良かった…こちらが勝手に抱いているものだけど、推しのイメージを崩すことなく、それでいて新鮮な気持ちにさせてくれた。
彼らが戦いに心身を削っている様は物語で描かれるけれど、この内容でキャラ達の「息」をより一層実感してしまった。

常々私は様々な創作作品において、我々の生きる世界とは別のパラレルワールドの歴史の話だと思うことにしている。そうすることで、キャラクターの選択や生き様に立体感が得られるような気がするし、あらゆる二次創作を拝見した際にも解釈違いだと憤慨することなく「この歴史を見てこの方はこう考えたんだな」と人それぞれの感性の違いの方に目を向けて楽しめるからだ。
だからこそ、話を進めるためにキャラクターに動いてもらう作品は何となく入りきれないし、キャラクターがどんどん勝手に動いているように見える作品はとても好きになれる(もちろん前者が面白い面白くないは別の話だし自分が書けるのかも別として)。
この会報やラジオではこの作品が後者になっていく感覚だったからすごく楽しい。
声優さんと楽曲に合わせてメディアミックスで徐々に練り上げられていく感覚。脚本が荒いと言われてしまえばそれまでだけど、それをどんどん補っていっているように思う。

男尊女卑や争いについてなど、テーマは簡単ではない。
ただそれはこの作品においてスパイス程度の扱いなんだと思う。楽しむだけならそんな扱いをすることの是非は一旦おいておいた方がいい。とはいえやっぱり気持ちは晴れないから、某補佐官様役のコメントはとても嬉しかった。

ただただ、ヒプノシスマイクって楽C!と思える会報だったから、幸せです。

2021

昨年は本当に怒涛の一年だった。
ツイッターに書いておいた5つの目標は、すべて出産を見据えて主に立てた。明確に数値化できるような目標ではなかったので完璧と言い切れないながらも、そこそこに達成できたと思う。

今年はより具体的な目標を細かく分けて立てたので、それらを確実に達成するためにそれぞれの目的と計画表代わりにここに書いていく。


1.痩せる・2.体を強くする
育児も仕事も体が資本。太り弛み固まった体では保たないのでしっかり運動と筋トレをして体を軽く丈夫にする。リングフィットの継続と柔軟、ストレッチ、卒乳後は食生活を見直す。

3.断捨離
とかく物が多いけれども最早愛していない物も手元に置いたまま。これから生活の効率化や子の成長に伴い物が増えることは明白なので余白を作りたい。主に書籍・グッズ・着物を愛しているのでそれ以外で愛着の少ない物などはさくさく減らす。服とか。

4.ベストなケアの確立
毛穴・カラーによる傷み・情緒不安定とスキンケアヘアケアメンタルケアそれぞれに未だ改善したい点があるので最も効率良いアプローチを見つけたい。それぞれ大体の原因特定はできているので主にモノのチョイス。

5.無駄遣いしない
1〜4すべてに通ずるが、愛せないものや最も効果を得られるもの、体を悪くするものにむやみやたらとお金を使わない。安価なものでも価値があるかしっかり精査して判断する。

6.勉強・7.漫画以外の書籍をたくさん読む
娯楽≪学習にしていきたい。目下育児と資産形成が課題なのできちんと知識を得たい。休職期間中に衰えたであろう語彙力や会話力を取り戻すためにも文章をインプットしたいし、インプットする力そのものを復活させたい。資格取得のため勉強の仕方を取り戻したい。YouTubeなどの動画も活用しつつ書籍で知識を得る。

8.目一杯BちゅんPちゅんと関わる
復職ができたら二人と過ごせる時間がぐっと下がるのは自明の理。共に過ごせる間はしっかり向き合ってたくさんしあわせな時間を共有したい。Bちゅんには様々な遊びや学びから刺激を与えて、なおかつ安心できるよう愛をもりもり伝えたい。Pちゅんには愛と感謝と尊敬の念が伝わるように言葉や行動を選ぶ。

9.昇進
復職が!!できたら!!すべては保育園に受かるかどうか次第だけれども。もし復職したら休職前のポジションから異動し、上司の仕事を引き継いでいく可能性が高いが、時短や早退が増えると思われるので、それでも辞めないでほしいと思われる人材になるため、積極的に頑張る。昇進できなくても評価を上げるために教わったことは取りこぼさず、10教わったら11のパフォーマンスができるように。夫に何かあっても私一人の稼ぎで家族を養えるようにがんばること。

10.無理しない
1〜9まで全部一生懸命必死でがんばったらしんどいのでそれこそ体か心かどっちかが追い詰められる。どれもこれもしあわせな生活を保つためのことなので、それを忘れずに楽しく過ごすなかでゆるっと達成するもの。目標を達成することが目的ではなく、目的は家族が快適に楽しくしあわせに生きられること。そのための目標であることを忘れない。無理したら楽しくなくなるので。

もちろん推し活もしたいしダラダラ過ごしたりもしたいし友達とも遊びたいけど、まずはお手元、身近なことからコツコツと。これらを着実に進めることで限りなくストレスフリーになれると思うので、2021年もその先もゆるっとハッピーに過ごせるようにやっていきたいと思う。

ガンバロ!

I got Two for the 報酬

夫の考え方が素敵だった話!!

私は育休取得中で、日中はひたすら家事育児をこなす毎日を過ごしている。子が起きている間はあまり家事ができない。かといって寝てる間も起こさないように慎重にしかできないから作業効率が悪い。

1日1回は外に出て景色を見せたり刺激を与えたいし、離乳食の準備もしないといけない、更には予防接種に行ったり、日用品や食料品を買いに出たり、夫が平日行けない役所や銀行に行ったりもしないといけないわけで。
なんやかんやスケジュールがみちみちになってくる。

そんな中でも、一応ほぼ毎日ごはんは作っている。
「文句があるなら自分でやればいい」という考えの彼はあまり生活に付随する料理ができないので、私の作る簡素な食事にもとても感謝してくれている。

ただやっぱりどうしても難しい時はある。
そんな時に夫に伝えると、彼は文句など決して言わないし、逆に「じゃあ俺買って帰るから食べたい物言って」と言ってくれるが私はいつも少し申し訳ない気持ちになっていた。
それを察したのか、先日のこと。
私は、私用で夕食が作れないかもしれない、お米は炊いてインスタントや店屋物などの手抜きで構わないか訊いた。
彼はもちろんいいよ、全然気にしないよと言った後にこう続けた。


「手抜きって言うのやめようか。罪悪感わくでしょ。簡略化とか効率化って言いな」


目から鱗が落ちた気持ちになった!!
常々、彼は「手間と楽を金で買うために稼いでる」と言っていた。インスタントやお惣菜はまさにそれだ。
私は現状働いておらず、ほとんどを家で過ごして家事に時間を割けるはずなのに出来ないことを申し訳ないと思っていた。
けれど彼は、家事の時間を省いて、子どもと関わればいいしあなたは息抜きすればいい。自分の食事くらい自分でどうにでもできる、と言ってくれた。

レトルトやインスタント、惣菜を買うのも、確かに家事の一環である。
電卓でめちゃくちゃ時間をかけて計算できるけど、エクセルで関数いれて一瞬で終わらせて他のことをするのは効率化だ。それと一緒だと。

そういう考え方をできるこの人と結婚できてよかったと心底思った。

私は費用面からできる限り自炊はしたいと思うけれど、できなかった時に、今後罪悪感を抱かないで済むだろう。これまで後ろめたい思いでやってきたことを、これからは軽く、まるで何事でもないかのように流せる。
今まで抱いてきた罪悪感はいずれ、「私はこんなにがんばってるのに」という不満になる可能性が高いものだったと思うので、それを除去できるのはとても嬉しい。

「手抜きではなく料理という家事の簡略化、効率化」
この考え方、言い回しがとても素敵だし、こんなことを言ってのける夫に出会えた私は幸せ。

こういう考え方が必ずしも正しいわけではないけど、みんなが柔軟な捉え方をして不用意に人を傷つけたり苦しめたりすることがない世界になればいいのにな。そのためにはもちろん私自身も気をつけないといけないけど。
ゆるっとがんばっていきたい。

栗色の髪が

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最近のお気に入りヘアケア&ボディケアについて。

私の髪はこんな状態
・胸付近ロングストレート
・うねりや癖などの悩みはない
・細め、絡まりやすい軟毛
・悩みはカラーによる枝毛切れ毛
なので求める性能は
「傷みの修復と絡まりにくいさらさら状態」

それに追加して私がヘアケア製品に求める条件として
・ジェルもしくはミルク
・手がベタつかない
・無臭もしくはフローラル系の香り
・ポンプ式・スプレー式
・販売単価2500円以下
・できればパッケージがガチャガチャした色柄でない
というのがある。

お風呂上がりの濡れた状態にオイルを塗ってもささくれだった竹のような私の髪には暖簾に腕押しなので、私にとってもっぱらヘアオイルは匂いで使い分ける仕上げ剤としての役割である。また、オイルは使用後に手がベタつきがちなのもいただけない。ムスクやシトラス、パウダリーすぎるサボンの香りが苦手なので無臭がベター。蓋を開けたり閉めたりが滅法嫌いな極度の面倒くさがりなのでポンプもしくはスプレーであることは絶対条件である。
なおかつできれば安価で好みのパッケージが良いというのはワガママ極まりないと思いつつ探し求めてきた。

これまでイイ!と思った製品は下記2点
・ミルボンエルジューダエマルジョン
・ラサーナ海藻ヘアエッセンスしっとり/さらさら

ミルボンはとても良かった。柔らかいミルクなので伸びがよくて2ヶ月ぐらい保ったし、髪もさらさらになったけれど、匂いが甘ったるかった。わた菓子のような、キャンディ調の甘〜い匂いが重たかった。
ラサーナはどちらも良かったが、値段がネックだった。
しっとりは重たいテクスチャで伸びが悪い印象だったけれど無臭でとにかく髪が柔らかく整った。さらさらはフローラルのいい香りがして伸ばしやすいサラッとしたテクスチャだったけれど手に残る感じがした。

両者の良いところを合わせたような製品に出会えたのがつい先日のこと。
ジョバンニ フリズビーゴーン ヘアスムーサー。
ルックファンタスティックでブラックフライデーの際に700円で購入した。平時は1200円ぐらい、国内のコスメキッチンなどでは2500円ぐらいのよう。
これが先に述べた条件のすべてを満たしてくれた!!
質感はラサーナのしっとりに似て、ねっとりとした重い透明のローション。髪に伸ばした時の感触もほぼ同じ。ラサーナが無臭なのに対しこちらはほんのり瓜系の香りがする。価格は購入先によってブレがあるもののMAXでも2500円程度。
髪に伸ばした後ドライヤーで乾かせばさらっさら、湯の中で泳ぐ素麺のように絡まりもせずなめらかになる。
髪質が似ていると思われたなら試してみてほしい。

この後にもう1枚の写真にあるオイルを振るのが最近お気に入り。
ニュクスユイルプロディジューズフロラール。
多分日本ではプロディジューオイルフローラルで限定販売されてたのかな。
こちらもルックファンタスティックで購入
ニュクスのオイルはスプレータイプで、金色の物がよくバラエティショップに売っているけれどあれとは違う。あちらの香りは苦手だったがこのフロラールはとても好きだった。甘すぎず優しいフローラル、かといってよく万人ウケと呼ばれるものとも違う匂い。香りものに疎いので具体的な名称はわからないけれど、たぶんマグノリアの香りは入ってると思う。
ボディクリームとドライヤー後に、髪とおへそまわり、肘に1プッシュずつ振っている。おへそと肘が乾燥しやすかったのに、カサカサになることが減った。
いい匂いに包まれながら寝ることもできるので一石二鳥。
ボディクリームはコストコで買ったドデカいVaselineのポンプなので匂いが混ざることもない。これも保湿力抜群&安価なのですごくお気に入り。

気になるものは他にもちょこちょこあるので気分転換に使ったりはするだろうけど、よほどのことがない限りこれらを使い続けるんじゃないだろうか。
ニュクスの方は100mlあるのでなかなか減らないだろうし。

美容院にも行きづらいので、ホームケアはがんばりたい所存。